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iPS細胞での使用
mTeSR1はヒトiPS細胞をフィーダー細胞なしで維持培養することが可能なdefinedな培地です。
ヒトiPS細胞をフィーダーフリーで誘導
「Feeder-free derivation of induced pluripotent stem cells from adult human adipose stem cells」スタンフォード大学の研究員が投稿した論文中で、ヒトiPS細胞の誘導方法として
マウスフィーダー細胞のコンタミネーションを無くす新たな方法が述べられています。
脂肪細胞とDefinedなフィーダーフリー培地mTeSR1を組み合わせることにより
細胞を多能性状態に再プログラムすることが可能であったと報告されています。
iPS細胞は、患者特異的な代替細胞のソースとなり得る可能性がありますが、これらの
細胞を作るための方法はマウスフィーダー細胞を使用する方法に頼っておりクリニカルな
使用には適しておりません。本文献のsenior authorであるDr. Joseph Wu,
Assistant Professor of Medicine andRadiology at Stanford University は
以下のように述べております。
"The fact that adipose cells can now be reprogrammed without the use of
contaminating feeder cells means we are one step closer to being able to use
these cells in the clinic,"
1. ヒトiPS細胞はmTeSR1で維持培養可能です。
mTeSR1で培養したヒトESおよびiPS細胞の形態
(A)H9ヒトES細胞と(B)MSC-iPS1ヒトiPS細胞をmTeSR1を用いフィーダー
細胞なしでそれぞれ96日間/16 passagesと37日間/4 passages維持培養
した。細胞ははっきりした輪郭を持ってコロニーを形成しており、高い核/細胞質比
を有している。
2. mTeSRで培養したヒトiPS細胞は未分化マーカーを高発現しています
mTeSR1で培養したヒトES細胞およびiPS細胞における未分化マーカーの発現
mTeSR1でそれぞれ102日間/17 passageと45日間/5 passage培養した
ヒトES細胞およびiPS細胞での(A)Oct-3/4と(B)SSEA-3発現レベル。未分化な
多能性幹細胞の高品質な培養の結果として90%以上が全てのマーカーを発現
している。
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